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新しい住いを手にした瞬間、「喜び」と「後悔」とを同時に体験する人が多いのが不動産の特徴です。多忙な時間を割いて沢山の物件を見学し、多方面から分析し、さらに多くの人の意見を聞き、最後 に資料を比較して慎重に判断したのに・・・なぜこういう現象が起きるのでしょうか?住まいを手に入れることは、人生の中で重要なイベントです。ところが厄介なことに不動産にはそれぞれの顔があり、工業製品のように均一性を求めることは100%不可能、という背景があります。
このことが、冒頭の「喜び」と「後悔」とを同時に体験することにつながります。最近では「住宅性能表示のように、設計や建築に対して客観的なチェックがなされる時代になりました。(とはいえ例外はありますが・・・)
しかし、住んでから「こんなはずではなかった」と気づくことはたくさんあります。それは建物より立地の生活環境面に多く現れます。
不動産を選ぶう時のチェックポイントを「見る」から「観る」視点を中心に説明を行いました。 |