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中日新聞  新築マンション割安提供 2001年7月5日

完成間もない新築分譲マンションを市場ニーズに見合った低価格で仲介、
販売するベンチャー企業が名古屋に生まれた。
会社を興したのは大手デベロッパー社員や住宅情報会社の元社員ら。
「消費者が満足する”掘り出し”物件をプロの目で、積極的に提供していきたい」と意気込んでいる。

この会社は、ミリオンホームネット
(名古屋市名東区、礒喜久社長、資本金1千万円)。
社員は7人で、今年1月に設立し、4月から営業を開始した。
 
主な事業は、愛知県内を中心に完成から2年以内の新築マンションの仲介、
販売。価格を中心に立地、間取りなど顧客の希望を聞いた上で、条件に見合う物件の紹介、
顧客に代わって業者との交渉を行う。
 
新築マンションは通常、完成前に分譲販売を開始するが、売れ残った物件は宣伝費などがかかるとして、 一般の流通市場に出にくく、大半の業者が完成在庫として抱えるケースが多いという。
同社は、こうした在庫物件の価格をプロの目で再評価し、新築マンションの購入希望者に割安で提供する。
例えば、分譲価格3千4百万円の売れ残り物件を2千6百万円で販売するといった具合だ。
消費者は登録するだけで、基本的に無料。現在、大手を含め20社以上のマンション業者の物件を取り扱っているが、さらに拡大する方針だ。